マルコーニ株式会社

Marconi-Japan Co., Ltd.

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・・・このページは思いついたことを、思いついた順に書いています。・・・

 

デイトンの思い出

 

デイトン・ハムベンションの写真が一杯見られます。

JARLのブースの写真も見られます。

 

 http://ke9v.smugmug.com/gallery/4962783_Za6Yb#297053150_agEcs

 

デイトン・ハムベンションは世界最大規模だそうです。

謳い文句は、「デイトン・ハムベンションに来れば、友達に会える、友達を作れる」です。

「デイトンで友達を見つけられなければ、一生無理だろう」ともあります。

ならば、行ってみようと。

どうせ航空運賃とホテル代をかけて行くなら、出展してやろうと。

そこで、急遽、作ったのがRX1とTX1です。

 

計5台をトランク4個に入れて、手荷物として運びました。

試作機が出来たのが出発の前日で、一度組み立てて、ヤスリで不具合を直して、再び分解して、トランクに詰め込み、家を飛び出しました。

外に出ると、街は朝のラッシュアワーです。

完全徹夜でした。

航空会社には手荷物の超過料金をしっかり取られました。

デイトンに着いたのは開催日の前日で、会場の下見をした後ホテルに戻り、再び5台を組み立てて、看板らしきものをコピー用紙に書き上げ、レンタカーで会場に持ち込んだのが、開場30分前。

またしても、完全徹夜。

そして、3日間のデイトン・ハムベンションの始まりです。

 

ハムベンションが終わってからも休めません。

ホテルに帰って5台を分解してトランクに詰め込み、再び手荷物で日本に持ち帰りました。

組み立てては分解、また組み立てては分解する作業で、パーツを組み立てる順番が大事なことや、組み立てるときに手が入りにくい部分があるこまることが身を持って分かりました。

この苦い経験を活かして作ったのが改良版のRX1AとTX1Aです。

最初の試作機のRX1とTX1で、キット作りのいい勉強をさせてもらいました。

 

ところで、デイトン・ハムベンションの成果はどうだったかって?

それは、また別の機会でお話します。

お・た・の・し・み・に

 

P.S.デイトンで出会った日本人の方は皆、ハムフェアにも会いに来てくれました

 

漁業無線局

 

高校は浜の高校に通いました。

電話級のハムになってから、漁港の漁業無線局を見る機会がありました。

プロの通信士が業務用の無線機でハワイ沖の漁船と交信していました。

バグキーで繰り出す和文の速さに驚きました。

カッコイイ!

これが電信級になったきっかけです。

 

無線局の部屋から外に出るアンテナ線にネオン管が付けてあり、バグキーに合わせて、ピカピカと点滅していました。

同僚の通信士の人たちは、そのネオン管でモニターしているのです。

シ~ンと静まりかえった部屋に「Barara Barara」とバグキーの音だけが響いていました。

あのバグキーの音と、ネオン管の点滅は忘れられません。

 

この頃、高校でクラブ局が立ち上がりました。

受信機は漁業無線局からのお下がりです。

業務用の無線機のダイヤルの滑らかさとギヤ比の大きさは、今でも指先が覚えています。

RX1Aで再現したいのは、あの感じです。

 

コイル

 

コイルはトロイダルコアに巻きます。

コイルを巻くことが無線機を作ることだと思うからです。

動いたときの喜びは格別です。

 

アンテナチューナーに使うエアダックス・コイルは製造していないので、ボビンに巻きます。

ボビンは塩ビのパイプにネジ溝を切ります。

タイトのボビンに見えるように、白の艶消し塗装を施します。

出力5Wなのだ、これで十分かと思います。

 

部品

 

回路は、今ある部品で作ります。

今ある部品とは、今でもメーカーが供給している部品、と言う意味です。

トラブルシューテングのことを考えて、動作原理が理解できるように、ディスクリートのトランジスタとFETで作ります。

専用ICは便利なのですが、廃品になると困るのと、回路がブラックボックスになるので使いません。

と言うわけで、真空管も使いません。

あ・し・か・ら・ず

 

キット

 

RX1AとTX1Aはキットです。

キットには、ケース、ダイヤル、基板、部品が含まれます。

キットを組み立てた後、オプションを増設できるように、ケースには十分なスペースを確保します。

自分なりに改造してゆく楽しみを残したいからです。

作って楽しい、改造して面白いキットに仕上げます。

自作派ハムのお役に立ちたいと思います。

 

RX1AとTX1A

 

今は珍しいセパレートタイプの受信機と送信機です。

セパレートタイプにしたのは、作り易く、調整し易く、後から改造し易いからです。

自作する場合、自分の電波をモニターする必要があるからです。

電波法を守ることはもとより、奇麗な電波を出すことはマナーだと思います。

受信機と送信機を2台並べると、正に無線局の雰囲気になります。

 

 

私は長い長い眠りから覚めたばかりの、真空管の時代に育った電信級のハムです。

局の免許はとうの昔に失効しました。

久し振りにアマチュア無線の世界に戻ってきました。

様変わりした世界に少々戸惑っています。

私が使う言葉が古いのはこのためです。

浦島太郎の気持ちが良く分かります。

 

育ったのは、蛍が飛び、天の川が見える自然が豊かな田舎です。

高校時代にハムだった先輩に出会ったのがこの世界に足を踏み入れたきっかけです。

あの頃はCQ紙の製作記事を読み漁りました。

綴じ込みの回路図をいつも眺めて、あれこれ考えたものです。

あの9R59は高くて買えませんでした。

結局、リグは作ることになりました。

自作の始まりです。

ちょうどAMからSSBに時代が移る頃でした。

昔話はこれでおしまいです。

嫌われますから。